この記事は筆者の体験談のため偏見が多く含まれる場合があります。
こんにちは、えばです。
工業高校の卒業生である私が、学生時代やってて良かったこと、やっていたら良かったのにと後悔したことを10つ厳選して紹介しようと思います。
ぜひ、現役の工業高校生や来年から工業校に入学する人の為になれば幸いです。
では早速、工業高校に入学したらやるべきこと10選について紹介していこうと思います。
学校の勉強に一生懸命取り組む
1つ目は学校の勉強に一生懸命取り組むです。
当たり前と言えば当たり前ですが、工業高校という専門的な学校という事もあり、「国語とか数学とか将来使わないから勉強する意味ないでしょ」「理科とか社会より専門的なことの方が役立つ」と考えて定期テストを含め、国語・数学・英語・理科・社会の主要5教科の手を抜いてしまう人がいます。
将来使わないだろというのは確かに一理ありますし、実際使わないものの方が多いですが唯一、体育や美術などと違い努力で結果が出やすく平等な指標です。
特に工業高校の勉強は基礎的なものが多く本当に努力次第でどうにでもなります。
中学校で取ったことのない点数・順位を簡単に取れます。
また、成績が良いと就職推薦が自由に選べたり大学の指定校推薦を自由に選べたりします。
もし、成績が悪いと行きたくもない業種の会社に働かないといけなかったり、大学の指定校推薦を貰う事すらできないということもあります。
事実、私のクラスは大学進学が多かったのですが、3年生の秋ごろまで大学進学を目指していた生徒の成績が悪く、推薦がもらえず渋々就職にということもありました。
もし1、2年でサボると一生後悔することになってしまうかもしれません。
そのくらい大学選び、仕事選びは大事です。
3年後の自分が自由をつかみ取るために是非勉強に一生懸命取り組んでください!
資格検定を取りまくる
2つ目は資格検定を取りまくるです。
工業高校に入学するメリットの一つとして、普通科高校に比べて資格検定を取りやすい環境というものがあります。
もちろん、実習などの技術や工業知識を学べるという事もありますが、工業高校レベルで学べるような知識や技術は、言ってしまえば基礎中の基礎ばかりですから
それより知識や技術の証明となる資格検定を取った方が良いと思います。
また、たいていの工業高校には全員受験の資格検定があると思います。
強制的に受けさせられるので自分が将来使わなそうな資格検定もあると思いますが、将来何が起きるか分からないし、普通にお金が勿体ないので、全員受験の資格検定は全て合格しておきましょう。
後は、自分の興味がある分野の資格検定を数個取っておくと、就職や大学面接の際に有利になると思います。
卒業までに簡単なのも合わせて5つ以上資格があると工業高校に行った意味があると言えるでしょう。
特に工業高校はジュニアマイスターという表彰制度がありモチベーションにもなるので、工業高校のうちに取れる資格はすべて取っておいて、残りの難関資格は就職後や大学在学中に挑戦するのが良いと思います。
是非わざわざ工業高校に入学したのですから、いっぱい資格検定を取りましょう!
異性(女性)と仲良くする
3つ目は異性(女性)と仲良くするです。
工業高校はなんといっても女子が少なくなっています。
男子9割女子1割くらい。
なので女子の方は大丈夫です。男子限定の話です。
クラスに女子が数人しかいないので女子と関わろうとしなければ、悲しいことに共学でも男子校とほとんど変わらないような状態です。
そのまま女子と関わらないと高校卒業の時には、もう女子との話し方、接し方を忘れてしまっているでしょう。
そうすると治すまでに時間がかかります。
特に就職する場合は、その後も男社会が続いてしまい結果、女性とまともに接したことがない変に拗らせたおっさんの出来上がりです。
そうならない為にも、ぜひ工業高校でも女子としっかり仲良くしておきましょう。
どのくらい仲良くすれば良いかと言うと、恋愛までする必要はありません。
もちろん彼女ができれば一番ですが、なかなかハードルが高いと思うので、学校内で毎日喋るくらいで全然大丈夫です(挨拶だけはダメ)。
好きなことに全力で取り組む
4つ目は好きなことに全力で取り組むです。
工業高校の進路の多くは就職ですが専門学校や大学への進学も珍しくありません。
就職の場合は、就職してしまうと平日はかなり忙しく大変になってしまい、趣味や好きなことを見つけたり没頭することは難しくなります。
そのため、高校のうちに趣味や好きなことに熱中することをオススメします。
普通科高校は主に大学進学なので、「高校は勉強して大学で趣味や好きなことに熱中しよう」と、いろいろな教育サイトや動画などで言われています。
しかし、工業高校の場合は就職まで1Step早いので、「高校のうちに」と私は考えます。
専門学校や大学進学する人はどうかというと、結論「勉強も趣味も両方頑張る」です。
工業高校の生徒は基本的には推薦での進学となるので、日頃の勉強・積み重ねは大切ですが、一般ではないので、普通科高校のように共通テストの対策などは必要ありません。
そのため、ある程度趣味・好きな事にも時間は割けます。
ちなみに大学の場合は「面白そう」という理由で学科を選ぶ人が一定数いるので、みんながみんな、その専門分野について詳しいわけではありません。
なので、高校時代に専門分野(趣味・好きなこと)をたくさん勉強しておくと、大学で有利になれます。
特に2年後期頃からは専門分野の授業が増えるので有利です。
プログラミングに挑戦する
5つ目はプログラミングに挑戦するです。
「俺・私、情報科じゃないよ」っていう方も多いと思いますが、プログラミングは現代のこのIT社会において身につけておいて損はないスキルです。
特に大学進学の人はプログラミングさえ身につけておけば、取り敢えず就職には困りません。
そこまで興味ないっていう人でもプログラミングの考え方やフローチャートくらいは、勉強しておくと良いと思います。
プログラミングを学ぶことで論理的な思考が出来るようになるので、他の業種でもとても役立ちます。
ちなみに最近では文系向けのプログラミング本もたくさん出ていたり、女子向けプログラミング本などといった人それぞれ自分に合う参考書を選べるので、プログラミングの敷居も低くなっています。
プログラミングと聞くと難しそうだったり、数学や英語が大変そうと思うかもしれませんが、最近はかなり簡単に出来るものもあるので、ぜひ一度やってみて下さい!
卒業後についていっぱい考える
6つ目は卒業後についていっぱい考えるです。
「いっぱい考えるってなんだよ」って思うかもしれませんが、いっぱい考えるのです(笑)
いくら工業高校で「就職するんだ」と決めていても意外に3年生の進路相談で、大学に行きたい・専門学校に行きたいと言い出す人はゴロゴロ居ます。
大抵の高校生というものは、些細なことでも何か起きるとコロッと考え方が変わったり、目標や将来やりたいことが変わるものです。
転機って言ったりするやつです。
なので、もし今「絶対この仕事に就きたい」と思っている人も、もちろんその仕事に就くための努力は目一杯して貰って構わないのですが、もし心変わりしたら・もしその仕事に就けなかったらっていうことも考えておきましょう。
「ここで良いや」で決めた進路先では良い未来は待っていません。
「〇〇だからここが良い」で進路先は決めましょう。理由はなんでも良いので。
友達作り
7つ目は友達作りです。
これは当たり前と言えば当たり前ですね(笑)
しかし、大事なことです。
特に就職する人。
就職してしまうと大抵が、年上または年下です。
同い年の友達は高校でないと作るのは難しくなります。
また、進学する場合でも高校の友達を作るのは大切です。
大学でも友達はできますが高校のようなクラスは決まっていないので、浅い付き合いの友達が多くなります。
高校の友達は一生の付き合いになるかもしれないので、ぜひ作って友人関係は大切にしましょう!
学校行事を楽しむ
8つ目は学校行事を楽しむです。
これは就職と大学進路の人に言えることです。
専門学校は学校によります。
高校の学校行事といえば、文化祭、体育祭、合唱コンクールなどありますよね。
しかし就職したら全て無くなり、大学進学したら文化祭だけになります。
しかも大学はクラスとかは無いので文化祭に参加するのは基本サークルだけになります。
文化祭に参加するようなサークルに入っていない限り文化祭の日はただの休日に変わります。
集団で一致団結して何かをする体験は高校の文化祭くらいしか出来ないので、ぜひ怠けずに一生懸命楽しく学校行事に取り組んでください!
きっと卒業後の良い思い出になると思います。
部活動
9つ目は部活動です。
これも就職と大学進路の人に言えることです。
専門学校は学校によります。
就職したらほぼ部活動というものは無くなります。
大学には部活とサークルの2つありますが、全部が全部高校のように真面目に練習するとは限りません。
入ってみたら体育程度の遊びでやっていただけということもあります。
進学する大学にやりたい部活動がしっかり活動しているかを、しっかり見極めましょう。
「大学名+部活名」とネットで調べれば過去の成績などが出てくるので分かります。
どちらにせよ高校ほどしっかり活動している部活はほとんど無いので、悔いのないように高校のうちに部活動にはしっかり参加しましょう!
パソコン
10つ目はパソコンです。
これは5つ目の時に紹介したプログラミングと少し似ていますが、どちらかというと事務作業が最低限できるようになるためにパソコンの練習をして欲しいと思います。
具体的にいうとパソコンの基本となるタイピング、社会人に必要不可欠なMicrosoft社のソフトです。
今時どんな仕事でも紙とペンではなくパソコンになっています。
土木や設計などの分野ですら勉強するときは手書きですが、実際の業務ではパソコンで設計します。
営業するにしてもパソコンを使用してセールスします。
本当に現代においてパソコンが使えないと就職の幅が狭まってしまうので、時間がある高校のうちに最低限タイピングとワードくらいは使えるように勉強しておきましょう!
エクセルやパワーポイントも使いこなせるようになれば最高です!
まとめ
今回は工業高校に入学したらやるべきこと10選について説明していきました。
いかがだったでしょうかもし少しでも為になれば幸いです。
今回の記事を踏まえてより良い学校生活にしてもらえればと思います。
ではまた。
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