【工業生必見】工業高校で皆勤賞は重要?就職で有利!【徹底解説】

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この記事は筆者の体験談のため偏見が多く含まれる場合があります。

こんにちは、えばです。

工業高校では、ほとんどの人が就職すると思います。

就職で大事になってくるのが、成績と出席率です。

大学の試験とは違い、勉強ができれば就職できるわけではありません。

そこで今回は「工業高校においての皆勤賞の重要性」について説明していきたいと思います。

目次

皆勤賞とは

まずそもそも皆勤賞とは何なのかについて説明していこうと思います。

各学校の規定によって定められている表彰制度の一つ。

各学校の規定によって定められているので、細かいところは結構学校によってマチマチです。

1日も欠席せずに登校・出勤した生徒を対象に皆勤賞が与えられるが多くの場合、各学年の1年単位と入学から卒業までの3年単位の両方あります。

ただ、忌引やインフルエンザ、コロナなど出席停止になるような病気であれば欠席扱いにならない場合が多いです。

多くの学校では、授業を3分の2以上の時間受けないことも欠席扱いになるので、途中で保健室に行ったりすると欠席扱いになる可能性があります。

逆に授業の3分の1以下の時間でトイレくらいなら行くことが可能です。

学校によっては、遅刻や早退の日数が学校の定める日数よりも少ない場合でも皆勤賞扱いにしてもらえることもあります。

表彰回数や時期はそれぞれの学校によりますが、年度末・終業式や卒業式の前日などが多いようです。

なぜ無欠席だと皆勤賞がもらえるのか

出席できなくなるような病気や大きな怪我をせず、1年間または3年間も出席し続けることは大変名誉なことであり、努力しなければ成し遂げられないことであることから、学校では努力を認めるために皆勤賞という制度を設けられている。

日本だけでなく海外でも「Perfect attendance award」や「100% Attendance Award」と呼ばれる皆勤賞と同じような表彰制度があることからも皆勤賞の重要性がわかると思います。

ただ最近では、コロナ禍でコロナによる後遺症など様々な事情のある生徒への配慮を考えて、皆勤賞を廃止した学校もあるみたいです。

工業高校においての皆勤賞ってどのくらい重要?

次に本題の工業高校においての皆勤賞の重要性について説明していこうと思います。

結論から言うと皆勤賞は就職するときにとても有利になります。

まずご存じの方も多いと思いますが、工業高校はほとんどの人が就職します。

工業高校の就職率は約7割と半分以上です。

今回、皆勤賞が重要になってくるのはこの就職する人なので、専門学校や大学などに進学する人たちは含まれません。

正直に言うと、専門学校や大学では学力だったり成績の方が重視され、皆勤賞のような学生生活の素行などはあまり重視されません。

就職において皆勤賞の重要性

高卒の就職では「真面目さ」が本当にとても重視されます。

それはほとんどの高校生がその時点では現場で役に立つようなスキルを持っておらず、そもそも会社自体がスキルのある即戦力を高校生に求めていないからです。

専門卒や大卒とは違い、ほとんど1から仕事を教わります。

会社によっては1年間給料をもらいながら寮付きの職業訓練場で学ぶというところもあります。

したがって、会社は「真面目」にいうことを聞いて「真面目」に仕事に取り組む生徒が欲しいわけです。

そこで重要になってくるのが皆勤賞です。

高校生にはあまり知られていないことかもしれませんが、会社は数百万規模の莫大な資金をかけてあなたたち高校生を採用するわけです。

それで採用した高校生がサボって会社に来ない、「真面目」に仕事も覚えないではせっかく使用した莫大な資金も無駄になってしまいます。

特に工業高校生が就職するような小規模な工場や設計事務所などでは、従業員の人数が少なく1人でも急に休まれると、仕事が大変忙しくなったり残業を多くしないといけなくなるなど、とても会社に迷惑が掛かります。

そのため会社は、多少頭が悪くても「真面目」で毎日ちゃんと出勤してくれるような生徒の方を欲しがるのです。

逆に、たとえ成績が良くても何回も欠席や遅刻があったり、校則を何回か破ったりしていると、印象が悪く採用されない可能性は高いです。

もちろん理想を言えば、成績も上位で資格も多く取っている皆勤賞の人です(笑)

もし皆勤賞じゃなかったら就職で不利になる?

皆勤賞でなくとも欠席・遅刻が数日なら問題ないと思われます。

やむを得ず欠席や遅刻してしまう場合があることくらい相当変な会社でなければ、人事・面接官も分かってくれています。

どうしても体調が悪いときや朝の段階で体調が悪くなりそうなときは、無理して学校に行かない、事前に先生に伝えておくことをオススメします。

欠席・遅刻数が3年間で10超えなければそこまで気にしなくても良いと思います。

専門学校・大学などの進学

逆に専門学校・大学などの進学をする場合はどうでしょうか。

結論から言うと「そこまで重要では無い」です。

一般入試ではそもそも高校生以外も受けにくることがある(多くの専門学校・大学では年齢を問わない)ので、出席数は一切必要ないと言っても良いくらいです。

その他成績も関係なく、本番の試験点100%で勝負しなくてはなりません。

ただ、高校から推薦をもらって推薦入試を受ける場合には多少必要になります。

必要になると言っても皆勤賞である必要はなく、ある程度出席していれば何ら問題にはなりません。

かといって流石に大きな怪我や病気による入院以外で、1年で半月以上休んでいたら面接官に突っ込まれると思いますがね(笑)

どちらにせよ何の理由もなくサボるのはダメ絶対!

皆勤賞のいろいろなメリット

  • 就職で有利になる
  • 学校によっては終業式や卒業式の時に名前を呼ばれ表彰状や記念品がもらえる
  • 面接の時のアピールポイントにも使える

就職で有利になる

もちろん一つ目のメリットは、今回の本題にもある通り「就職で有利になる」です。

これに関しては、もうこれ以上の説明は要りませんね。

学校によっては終業式や卒業式の時に名前を呼ばれ表彰状や記念品がもらえる

多くの学校で、終業式や卒業式のような節目の時に、校長先生または担任の先生から皆勤賞が贈られます。

学校によりますが大体は「学校通信」や「公式HP」や「終業式や卒業式」で皆勤受賞者が発表されます。

これも学校によりますが大体は「表彰状」や「名前入りの置物(記念盾)」や「図書カード」や「Quoカード」が賞品として贈られます。

「目覚まし時計」や「文房具」や「印鑑」なんてものが贈られる学校もあるみたいです。

ちなみに私が通っていた私立の工業高校では、「表彰状」と「500円分の図書カード」と「オープンスクールなどで中学生に配るような学校オリジナルグッズ」が贈られていました。

面接の時のアピールポイントにも使える

専門学校や大学進学の際、ほとんど皆勤賞は必要ないと言いましたが、他のエピソードと交えることで十分アピールポイントにすることが可能です。

例えば「毎日休まずに出席していたから〜〇〇できた」と言ったような皆勤賞がメインではなく、あくまで皆勤賞が理由で成し遂げられたと言ったエピソードならアピールできます。

ぜひ面接の自己PRやガクチカの参考にしてみてください!

まとめ

今回は工業高校においての皆勤賞の重要性についてを説明していきました。

いかがだったでしょうかもし少しでも為になれば幸いです。

今回の記事を踏まえてぜひ無理のないように皆勤賞を目指して頑張って下さい。

ではまた。

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