この記事は筆者の体験談のため偏見が多く含まれる場合があります。
こんにちは、えばです。
今回は工業病の実態について説明していこうと思います。
工業高校出身の方はその症状の重さ関係なく工業病になったことがあるのではないでしょうか。
または、知らず知らずのうちに工業病になっていた方もいるかもしれません。
工業高校出身でない方も工業病という言葉を一度は聞いたことがあるのでは無いでしょうか。
「工業高校に行くと工業病になる〜」なんて話。
そんな「工業病」について今回は紹介していきます。
そもそも工業病とは
まずは工業病というものが、そもそも何なのかということを説明していこうと思います。
まず大前提として、もちろん本当の病気ではなく五月病などのような精神的なものです(笑)
工業病は、工業高校で女子生徒に対して男子生徒が圧倒的に多く極端に男女比が偏っていることで起こる病気です。
工業病になるのは男子生徒です。
原因は女子生徒が極端に少ない環境であるため、この世の中の女性基準がその女子生徒になってしまい、様々な女性と触れ合う機会がないことで起きると考えられます。
症状は周りの女性が極端に魅力的に見えてしまうこと
例えば簡単に説明すると、入学当初はトロールみたいだと思っていた女子がだんだんと可愛く見えてきます(怒られろ)
本当にいつの間にか、可愛く見えるようになってしまいます。
もはや女子生徒なら誰でも良くなってしまっているのです(笑)
本当に男って馬鹿だなと思いますよ…
男子校で起こる「男子校病」というものとも少し違います。
中途半端に女子生徒と触れ合う機会があるからこそ、どんな人でも女子生徒というだけで魅力的に見えてしまうのです。
実際ホントにあるの?
はい、本当にあります。
昔から言われていることですが、未だに工業高校に根付いているものです。
実際に筆者の私も工業病になっていました。
私の症状(笑)としては、「可愛いのハードルが下がり若い女の人は全員可愛く見える」、「女子を特別扱いしてしまい普通に接することができない」、「女子と話すとき異常に緊張する」などがありました。
特に私の場合1年生の頃はクラスに1人も女子生徒がおらず、2年生から女子生徒のいるクラスになったので他の人より結構酷かったと思います。
それも2年生でも運悪く女子生徒が1人だけのクラスに入れられるという末路。
確かに女子生徒はある程度1クラスに固めたいのはわかるのですが、流石に共学で女子生徒がいないクラスは辞めて欲しかったですね。
しかも、2年生と3年生はクラスが同じだったんで、高校3年間で話したことがある女子生徒はたった1人だけ。
陽キャは他クラスに行って彼女を作ったりしていましたが、隠キャで行動力のない私にはできず高校生活終了()
華の高校生活・青春なんてなかった…orz
症状のレベル
「工業病」は多くの場合、3段階のレベルに分けられます。
工業高校生のほぼ全員がまずこの状態になる。
上級生に多め。彼女が欲しい人は徐々にこの状態になる。
新しい扉。解放。末期症状。
次に細かく説明していきます。
女子全員が魅力的に見える
これまで紹介してきた症状はレベル1でした。
工業高校生でこの状態にならない人はほぼいませんね。
少し酷い状態だと学校だけでなく電車内や街を歩く女性まで魅力的に見えることもあります。
付き合えるなら誰でも良くなる
これは彼女が欲しい工業生の出会いがなさすぎてこの状態になってしまいます。
徐々に工業高校では出会え合いことを理解するので、上級生の方が多いイメージです。
どんな顔でも、どんな性格でも、取り敢えずその人が女子なら付き合いたいな〜と思うようになってしまいます。
彼女が欲しすぎて相手を選んでる余裕が無くなるようです。
男子を好きになり始める
これは私は3年間で見たことありませんね。
私が気づかなかっただけで、実は同級生にいたりね…
ネットで調べてみると初めは男なんて恋愛対象じゃなかったのに、工業高校で過ごしているうちにいつの間にかゲイ・バイセクシャルになったという方もいるみたいです。
ちなみに女子はどうなるの?
逆に女子の場合はモテまくりです。本当にモテます。
いわゆるオタサーの姫的なものに近いので、そう言ったのが嫌い・苦手な人は注意した方が良いかもしれません。
女子はあまり調子に乗らない方が将来のためです。
なぜなら、大学や専門学校に行って現実を突きつけられます(笑)
残念なことに扱いや対応が急に変わることに驚くでしょう。
あなたをブスと言っているわけでは決して無いです。
工業高校に行ってみると、中学の頃との男子からの扱われ方の違いが良く分かると思います。
工業病は治る?治らない?
結論から言うと本人と周りの環境次第です(笑)
「工業病」は関わる女子が少ないことで起きるので、アルバイト・大学・専門学校など女子と今より多く関わる環境に行き女子と多く関わって治す努力をすれば、しっかりと治せます(治るというより克服という言葉の方が近いかも)。
ただ、工業高校はほとんどが就職です。
しかも就職先の多くは製造系で、そこも女子が極端に少ない職場です。
そのため就職した場合、自ら行動を起こして女子と関わる機会からまず作らなければいけないので、より大変だと思います。
何も行動せずに同じ職場だけで彼女を探そうと思うのはほぼ100%無理です。
工業病が出てくる漫画
爆笑! 工業高校あるある―――女が少ないためブスでも可愛く見える【工業病】★新米教師の授業は荒れ狂う★★裏モノJAPAN別冊 裏モノJAPAN特集 Kindle版
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個人ブログやSNS以外で「工業病」について話しているサイトはありませんでしたが、唯一工業高校あるあるとして「工業病」を紹介している漫画がありました。
「工業病」以外にも200個以上の工業高校あるあるが紹介されています!
漫画自体の出版日も古いのですが、この漫画を書いた筆者が工業高校に通っていたのは大体今(2023年)から20年以上のことなので、結構今とは異なるような内容も多いです。
なので、鵜呑みにせずあくまでエンタメの一つとして読んでみるのをオススメします。
ちなみに工業高校以外の方が読んでも面白いような内容・イラストになっています!
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まとめ
今回は「工業病」の実態について説明していきました。
もっと女性が工業系に対して興味を持って貰えればこんな病気も生まれないので、いつかは男女比6:4くらいになってくれたら嬉しいなと思っています。
「リケジョ」って言葉は普及したのに「工業系のリケジョ」は少ない(泣)
女子は学費など優遇される制度のある工業大学も多くあるので、工業高校でも真似して女子を増やしていって欲しいなと思いました。
ただ当分はこの現状は変わらないと思うので、ぜひこの工業病ということも頭に入れつつ工業高校生活を楽しんでもらえればと思います。
ではまた。
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