【徹底解説】ご当地検定!名古屋観光検定とは【日程・問題形式・難易度】

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こんにちは、えばです。

今回は普段紹介している工業高校向けの資格からは少し離れて、私の生まれた場所、育った場所である名古屋に関する検定をご紹介していこうと思います。

それが「名古屋観光検定」です。

愛知県民の人はもちろん県外の方も受験できるので、ぜひこの記事を読んで興味を持って頂ければ嬉しいです!

目次

名古屋観光検定とは

名古屋観光検定とは、一般財団法人 全日本情報学習振興協会が行なっている名古屋に関するご当地検定です。

ご当地検定は日本全国にあるので自分の住んでいる県にどんな検定があるか調べてみるのも面白いと思います!

令和2年度から始まったまだ新しい検定で、今回(令和4年度)は第3回です。

キャッチコピーは「学んで伝える名古屋の魅力」となっています。

公式サイトによると下記のように書かれています。

名古屋観光検定とは?

名古屋を訪れる観光客やビジネス客に対して、積極的に観光地やおすすめスポットを紹介することができるよう、名古屋の観光に関する知識を深めていただく検定です

名古屋観光検定より引用

公式サイトの説明からすると、ただ市民が知識を深めたりするのではなく、観光業やタクシー運転手などが主なターゲットになっているようです。

これがキャッチコピーに「伝える」が入っていることや、名古屋検定ではなく名古屋”観光”検定になっている理由かなと思います。

少し余談です、、、

ちょっとマニアックというか専門的な話になるのですが、令和4年度の名古屋観光検定の公式サイトのURL「https://lovewalker.jp/nagoya_kanko_kentei/」となっているので名古屋観光検定のページは「lovewalker.jp」のサブディレクトリになっています。そこで「https://lovewalker.jp」を調べてみると「エリアloveWalker」というサイトに飛びました。〇〇Walkerはほぼ全国で販売されている地域密着型の雑誌なので知っている方も多いと思います。出版社はKADOKAWAなので、もしかしたら「一般財団法人 全日本情報学習振興協会」がKADOKAWAと協力して検定の運営をしているのかもしれませんね。詳しいことがわかる方ぜひコメントください!よろしくお願いします。ちなみに令和3年度の公式サイトは「ナゴヤドット」という別のサイトにありました、良く分かりません(笑)

名古屋観光検定についての概要

名古屋観光検定は令和3年度の第2回までは1つの検定でしたが、令和4年度の第3回からは初級と上級に分かれています。

また、令和2年度の第1回の試験は初級に、令和3年度の第2回の試験は中級に位置しています。

申し込み期間

令和2年度 第1回名古屋観光検定2020年(令和2年)12月01日~12月27日
令和3年度 第2回名古屋観光検定2021年(令和3年)11月29日~12月26日
令和4年度 第3回名古屋観光検定2022年(令和4年)10月31日~12月05日

毎年申し込み期間が変わっていますが大体11月〜12月ごろですね。

申し込み期間は、毎年ほぼ1ヶ月ですが年々早まってますね。

毎年申し込み期間が変わっているので、忘れないように秋頃から定期的に名古屋市の公式サイトを確認してみるのが良いと思います!

受験期間

令和2年度 第1回名古屋観光検定2021年(令和3年)01月12日~2月12日
令和3年度 第2回名古屋観光検定2022年(令和4年)01月11日~2月14日
令和4年度 第3回名古屋観光検定2022年(令和4年)12月12日~1月31日

令和◯年度と書かれていますが、実際に受験するのは次の年ですね(笑)

こちらも申し込み期間同様で、毎年ほぼ1ヶ月ですが異なっていてますね。

受験場所

Web上での受験のため自宅などインターネットに接続できる環境があれば、どこからでも受験することが可能です。

私としては文字が大きく見えてマウスで操作できるパソコンで受験するのがオススメです。

スマホやタブレットは押し間違えしそう(偏見です笑)

問題形式

問題は四肢択一です。

選択問題なので適当に解いても25%正解します。

どんな選択問題の試験にも言えますが、分からなくても取り敢えず全て埋めてから提出しましょう。

問題数

令和2年度 第1回名古屋観光検定初級:50問
令和3年度 第2回名古屋観光検定中級:50問
令和4年度 第3回名古屋観光検定上級:50問 初級:50問

問題数は全て一律50問と普通の資格試験並みにあります。

1問2点の配点で計50問100点満点です。

試験後にあるアンケートで問題数の多さについて聞かれたので、もしかしたら今後変わっていくかもしれません。

合格点

令和2年度 第1回名古屋観光検定初級:70点以上(50問中35問正解)
令和3年度 第2回名古屋観光検定中級:70点以上(50問中35問正解)
令和4年度 第3回名古屋観光検定上級:70点以上(50問中35問正解) 初級:70点以上(50問中35問正解)

どの級も一律70点以上で合格です。

資格検定は大抵合格点は60点〜80点くらいなので、高すぎず低すぎずの良い点数だと思います。

試験時間

令和2年度 第1回名古屋観光検定初級:45分
令和3年度 第2回名古屋観光検定中級:45分
令和4年度 第3回名古屋観光検定上級:45分 初級:45分

試験時間は全て一律45分と、1問に対して1分も掛けられないので少し短めかなと思います。

ただ、コチラも試験後にあるアンケートで試験時間の長さについて聞かれたので、もしかしたら今後変わっていくかもしれません。

出題範囲・難易度

内容は、名古屋の観光スポットや歴史・文化、イベント、なごやめし、スポーツ等の観光に関する知識が幅広く出題されます。

令和2年度 第1回名古屋観光検定初級:基礎的な内容を問う
令和3年度 第2回名古屋観光検定中級:基礎的な内容に加えて、より深い内容も問う
テキスト内から60%程度を出題
令和4年度 第3回名古屋観光検定上級:専門的な内容を問う
テキスト内から約30%、テキストのリンク先を中心にテキスト外から約70%
初級:基礎的な内容を問う
テキスト内から約70%、テキストのリンク先を中心にテキスト外から約30%

どの級も公式テキストが必須ですね。

また、合格点が70点以上なので初級と中級はほとんどがテキストだけで合格することが出来ます。

受験料

令和2年度 第1回名古屋観光検定初級:500円
令和3年度 第2回名古屋観光検定中級:500円
令和4年度 第3回名古屋観光検定上級:500円 初級:500円

どの級も一律500円と資格検定にしてはものすごく安いと思います。

多分、ほとんど赤字なんじゃないかなと思っています(笑)

取得のメリット

この検定に合格しているからといって就職など仕事で有利になるということはありません。

知識を深めるという点では何もないよりこの検定がある方が勉強しやすいと思います。

ただ、合格すると合格者特典として記念品や合格証が送られます。

記念品は合格記念ピンバッジと合格記念腕章のどちらかを選べます。両方はもらえません。

合格証

ナゴヤドットより引用

合格証は受験番号と名前が印刷されて送られます。

なんと!この合格証があると名古屋城の入場料が500円→400円に割引してもらえます!

たった500円の受験料で名前が入った免許型のしっかりとした合格証と記念品がもらえて尚且つ名古屋城の入場料も安くなってしまう。

本当にこれで今後もやっていけるのか心配になる安さです。

受験料が安いので、合格証くらい紙製でも全然OKですよ運営さん(笑)

令和4年度の第3回から上級と初級に分かれているので、合格証も2パターンあるみたいです。

合格記念ピンバッジ

ナゴヤドットより引用

ピンバッジはよくある鉄製?に印刷されたシールとレジンの良くあるシンプルで可愛いピンバッジです。

ただ、コチラは名前など入っていないため名古屋城の観覧料は安くなりません。

名古屋城に行くときはしっかり合格証の方を持っていきましょう。

コチラも令和4年度の第3回から上級と初級の2パターンに分かれています。

合格記念腕章

ナゴヤドットより引用

記念品で腕章というのはかなり珍しいと思います。初めてみました。

ちょっと着けるのは中々恥ずかしい気もして勇気が入りますね(笑)

そのためかネットの他の合格者を見てもほとんどの人がピンバッジを貰っていました。

コチラもピンバッジ同様、名前など入っていないため名古屋城の観覧料は安くなりません。

コチラも令和4年度の第3回から上級と初級の2パターンに分かれています。

勉強方法

勉強方法は基本的に公式テキストとWebサイトで勉強します。

実は試験に公式テキストの閲覧が許可されています。

問題の順番はほとんど公式のテキストに沿って出題されますが、試験時間が短く試験当日は焦ってしまうと思うので、数回で良いので目を通して大体どこに何が書いてあるかくらいは覚えておいてください。

公式テキストについて

公式テキストの入手方法

公式テキストが毎年、受験申し込みぐらいの時期になるとほとんど同じ場所で配布されます。

配布場所は、名古屋市役所 本庁舎4階(観光推進課)、市内各区役所・支所、名古屋駅観光案内所、オアシス21 iセンター、金山観光案内所、公益財団法人名古屋観光コンベンションビューローなどです。

また、公式サイトでは毎年PDFでも閲覧することが出来るので、県外の方でもテキストを見ることが出来ます。

ただ、受験しながらPDFを開いてみるのは見にくいので、名古屋市内または愛知県内の尾張側なら少し電車に乗って名古屋に来て印刷されたテキストを貰う方が私はオススメです。

公式テキストの内容

初めの1.2ページ目に名古屋観光検定のことが書かれていて3ページ目から試験に出題されるような内容が書かれています。

ほとんどテキスト通りに出題されるので、急に全く異なることを出題されることがありません。

なので、書いてないと焦らず落ち着いて隅から隅まで探してみてください。答えが書いていなくとも問題文に関係する見出しは見つかると思います。

細かい部分で言うと住所や裏表紙まで出題されることもあります。

公式テキストのQRコード

テキストには説明と共に公式サイトへ飛べるQRコードが載っていることが多くあります。

令和4年度の第3回から始まった上級ではこのQRコードから飛べるサイトが重要になってきます。

なぜなら、ここから約7割も出題されるからです。

合格率

令和3年度 第2回名古屋観光検定申込者数:1,136名
受験者数:1,071名
合格者数:985名
合格率 :91.97%
名古屋観光検定より引用

令和3年度の第2回は中級ですが合格率は90%とほとんどの人が合格しています。

私は上級が結構難しく感じたので合格率がどうなるか楽しみです。

大抵、資格検定って申込者数に対して受験者数が少なくなるっていうのがありますが、家からでも受験できるからか殆どの人がしっかりと受験していますね。

こんな人にオススメ

  • 名古屋市について知識を深めたい人
  • 観光系の会社に勤めている人
  • 東海3県でタクシーの運転手をしている人

まとめ

今回は「名古屋観光検定」についてご紹介しました。

いかがだったでしょうか。

ぜひ「名古屋観光検定」と「名古屋市」について少しでも興味を持って頂けたなら幸いです。

ではまた。

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